皆さんは近頃、おいしい定食屋さんに入ったことがありますか?
地下鉄東西線・西28丁目駅から歩いて10分程の場所にある、「土鍋めし ひなた」さん。
一人でも、家族でも、宴会でも、
おいしいお米と、おいしい味噌汁、そしておいしいおかずをお腹いっぱい食べられる定食屋さんです。
店主の中村陽太さんのお話を基に、その全貌をみなさんにご紹介します…♪
目次
素材を選ぶところから、丁寧に。
「土鍋めし ひなた」さんは、メインの料理にお米とお味噌汁が付いてくる定食屋さん。
チキン南蛮定食やしょうが焼き定食、さんま焼き定食や、西京焼き定食など、
定番の定食屋メニューを楽しめます。
定番と言っても、その中身は一般的な定食屋さんと大きく異なります。
まずは、素材。
ひなたさんで使用する素材は、店主の中村さんご自身が直接仕入れているものがほとんど。
お肉は必ず生のものを仕入れ、野菜は新鮮でおいしいと感じるものを、妥協なく選ぶのがひなたさん流。
既製品はほとんど使用しないため、手間と時間はかかりますが、その分既製品では絶対に出せないおいしさが生まれます。
代表的なメニューは、こちらの「生アジフライ定食」。
刺身としても食べられるほど新鮮な、その日の朝に穫れたアジを贅沢にフライにしたこちらの定食。
サックサクの衣に包まれた中身は、プリプリの身に旨味がギュッと詰まっています。
鮮度が良いため、臭みがなくジューシー。
一般的なものとは大きく異なるおいしさです。
そのアジフライを更に美味しく彩る、別添えのタルタルソースも中村さんの手作り。
具がゴロゴロで、味に深みのあるソースは、
中村さんご自身が一番好きなメニューである「チキン南蛮定食」に使われているもの。
宮崎の人に “これは本物の味だ!” と褒められたというんですから、その美味しさに間違いありません。
(中村さんご自身は本場・宮崎のチキン南蛮を食べたことがないんだとか。そんな点も逆に興味をそそられます…笑)
アジフライだけでもかなりのボリュームがありますが、
定食にはポテトサラダ、にんじんのラぺ、もやしのナムル、卵焼きなど数種類の副菜がついてきます。
定番のものもあれば、にんじんのラぺのようにクミンスパイスを使用した変わった味付けのものも。
あまり口にすることのない味でびっくり美味しかったです(^^)
日によってべリエーションが変わるので、毎回新鮮に楽しめます!
そして、みなさんに一番伝えたいのが “お米のおいしさ” 。
お米がおいしいければ、きっとリピートしてくれるはず。
と、お米には特にこだわっているという中村さん。
農家直送のゆめぴりか100%のお米を、こだわりの浄水器のお水と一緒に炊飯用の土鍋でふっくら炊き上げ。
お米一粒一粒が立ち上がり、しっかりとした噛み応えがあるのに、柔らかく、もちっとした美味しさ。
一般的な飲食店では、効率性重視でお米は長時間保温が普通ですが…
「ひなた」さんでは、なるべく多くのお客さんに“炊き立て”のご飯を提供できるように配慮をしています。
お代わり一杯無料ですのでお声がけください(^^)
と、店員さんから言われた時は、必要ないだろうなあ、と考えていた私も、
熱々のアジフライと輝くご飯のコンビネーションでどんどんご飯が減っていき、
すんなり “もう一杯”。
お陰で、夕飯の時間になってもお腹が減りませんでした…(笑)
このように、一品一品手をかけて作られた定食は他にもたっくさん!
- 豚肩ロースのしょうが焼き定食
- やわらかポークのロースカツ定食
- 脂の乗ったサバ西京焼き定食
- 大きな宗八カレイ一夜干し定食
その上、挑戦的な月限定メニューまで用意されているからすごいです!!
ちなみに2020年3月、4月、5月の限定メニューは、
- 豚ロースのポークチャップ定食
- 銀カレイ西京漬けフライ定食
- エビエビカツ定食
- チキンとブロッコリーのネギ塩ダレ定食
に加え、1日3食限定の銀ダラ西京焼き定食の5種類!
これは何度行っても飽きなさそうですね….
定食弁当や、土鍋ごはんのおにぎりはお持ち帰りもOK!
会合や会議にはもちろん、今日は何も作りたくない!という日にも頼れる存在ですね!
ご近所さんが羨ましいです…(^^;
一人でも、家族でも
これまで、スペイン料理、イタリアン、スープカレーなど、
様々なお店で経験を積んできた中村さん。
いつか自分の店を持ちたいという想いを持ちつつ、
東京に住んでいた時のこと。
「土鍋めし ひなた」を開くきっかけともなる、ある定食屋さんと出会います。
そこは、一人でも立ち寄れる気軽な雰囲気もありつつ、
子連れの家族や、お酒を飲む友人同士で来るお客さんも来る、様々な層が集まるお店だったといいます。
こういうお店って札幌には中々ないよな…
と、思い立った中村さん。
物件との兼ね合いもあって、「定食屋」を開くことに決めたといいます。
実際、私が伺った日(お昼)も、
小学生を連れたお母さんや、
カウンターに一人で座るサラリーマンと女性、
ご年配の女性が集まる女子会など、客層はさまざま。
小さなお子さん連れのお母さんも安心の小あがりがあったり、
夜は、簡単なおつまみとお酒も楽しめたり、
どなたでも気軽に立ち寄れるお店づくりが大変素敵です。
厨房からでてきて、お客さんと笑顔で話している中村さんを見ていると、
常連さんに愛されているお店なんだなあ、と納得。
今後は居酒屋さんやカツカレー屋さんのオープンも検討しているという中村さん。
これからのご活躍もとっても楽しみです…♪
中村さんからのメッセージ
お米をおかずに、白米を食べられる位 美味しい ご飯を炊く事を目指してます。
是非 ご賞味ください!
土鍋めし ひなた 店主
中村 陽太
インフォメーション
住所 |
札幌市宮の森3条6丁目5-10 |
駐車場 |
なし |
営業時間 |
昼 11:00~15:00 夜 17:30~22:00 |
定休日 |
火 |
連絡先 | 011-215-8819 |
土鍋めし ひなた |
manaponoの輪~Pimenta Brasil(ピメンタ ブラジル)
このコーナーでは、中村さんがオススメするmanapono仲間をご紹介♪
~紹介するお店~
無農薬・無化学肥料栽培のブラックペッパーの販売
Pimenta Brasil
~推薦コメント~
ブラジル・アマゾン在住の
梅沢さんが無農薬・無化学肥料で育てる黒コショウは
新鮮だからこそ、コショウ本来の
ハーブのような豊かな香りが楽しめます。
インタビューを終えて
“気さくだけど真面目”
「ひなた」さんの出す定食は、店主の中村さんの人柄が現れた料理だなあ、と感じます。
入りやすい雰囲気に、馴染みのあるメニュー。
しかし、蓋を開けると、厳選された素材に手間と時間をかけて作られた料理。
そこにちょっとした遊び心もアクセントとして加わっています。
店内も、和風で落ち着いていた雰囲気の中に、
ボサノバやジャズのBGMや、旅好きと見て取れる雑誌の数々。
統一感があるわけではないのに、不思議と落ち着ける雰囲気が魅力に感じました。
また近々ゆっくりご飯を食べに行きたいなあ….♪
manapono編集部 坂田